J-MICC(ジェイミック) Studyは、日本人の生活習慣と遺伝子が病気とどう関係しているのかを調べ、病気の原因や体質に応じた予防方法をみつけていこうとする、新世代の疫学研究です。文部科学省科学研究費の助成を受けて、2005年4月から全国の共同研究施設で調査が開始されました。
佐賀フィールドは、鹿児島県の離島地区に次いで、全国で2番目のJ-MICC Study調査開始地区です。2005年11月から2007年12月にかけて、佐賀市在住の40から69歳の住民の皆様、約60000人全員に協力を呼びかけ、約12000人の方々がベースライン調査にご参加くださいました。
ベースライン調査の情報をもとに生活習慣や遺伝子および疾患との関連について検討を進めつつ、2010年11月から2012年11月にかけて5年後調査を実施し、約8500人の方々には、調査会場での調査に、残る皆様には郵送や電話での調査に参加していただきました。